【どうぶつの森】OKモーターズの経済学とゲーム理論



キャンタロー:ローンの返済が 終わってないのに 車内の拡張を 引き受けたりしたら、グーさんに しかられちまうからな~

実はローンを組ませてくるキャンタローが、どれだけローンを組ませて来るのかを知りたかったので、最初の改装からローンを返済しない状態でさらに改装をお願いしたのですが(当然ではありますが)断られました。

このセリフは経済学的にも理にかなっている話で、(多くの)人は返済出来ないくらいの借金を背負うと返済することを諦めるというものがあります。

つまり、このOKモーターズの自動車ローンはゲームを継続させるための一つの仕掛けでもあります。


加えて通常ローンを組む場合は金利や返済期間、債務が履行できなかった場合どうなるのか?という法的処置までありますが、ここでは省かれています。


二階を拡張した時の様子。



ローン審査なしで金利なし、返済額は自由で返済期限もなしという、ある意味とんでもない優良な自動車ローンでもあります。(もし銀行がこんな自動車ローンを組ませたとしてもどこにメリットがあるんだ?となるでしょうねw)



そう考えると、目的はただ一つ。
ゲームを継続するモチベーションにするためなんでしょうね。


実際には自動車も持ってもいないのですが、自動車でどうぶつ達と話をしていく中で、良く自動車に関して賞賛されることがあります。「最近キャンプを始めたんだけど、自動車があるなんていいなぁ~、自分もいつか自動車が欲しいよ!」といったことを言われることがあるのですが、なんとなく気分が良くなりついつい自動車のカスタマイズに力を入れてしまうものです。これは現実でも同じことなんでしょうけど。

モノを持つことってなんなのか?
所有欲とはなんなのか?

そういったことを気づかせるゲームの仕組みでもあります。